Natural Woman's Diary

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08 2011

ホンモノにふれる…再び

昨日、ずっと『生で聴いてみたい!』と願い続けていたRavi Shankarのコンサートに行く機会に恵まれました。
偉大なるマエストロ、西洋にワールドミュージックを伝え広めた“生みの父”も今年で91歳。多分これが最後、見おさめかも・・・なんて気持ちで観に行ったのですが、実際にRavi Shankarの響きに触れてみて、そんな思いも吹っ飛ぶぐらいにエネルギッシュ。なのに全く力みがなくて、完全に贅肉がそぎ落とされた、最高に洗練されたその演奏振りと音色、彼の目線一つで動き出すアンサンブルのメンバーの研ぎ澄まされた感性には、ただただ感動するばかりで表現する言葉も見つからないぐらい。1時間半のコンサートが、まるで2、30分にしか感じられない全体的に完璧なフロー。多分、あの調子だったら、まだまだこれからも、100歳を超えても十分にコンサートツアーができるのではないかと考えを改めてしまいました。

アンサンブルの中の一人に手を引かれ、杖をついて舞台の中央に立つ、演奏終了後のRavi Shankarの姿からは、エゴのかけらもない、観客への感謝、演奏できることへの感謝、共演者やスタッフへの感謝の念が溢れ出ていたと感じるのは私だけでしょうか?
ホンモノって、ただいるだけ、存在するだけで強烈なインパクトがありますよねぇ。

いやはや、感動。