Natural Woman's Diary

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10 2013

龍神様に触れるメキシコの旅 Part III



予期せぬ体調不良から、カンクン滞在2日目のほとんどをベッドで過ごすことになったのですが、深夜までは自分でも驚くほど死んだようにぐっすり。(ここ5年ほどは、よく『ゆっくり寝たい!』と言い続けていたので、これも天からの誕生日プレゼントだったのでしょう(?_?))その後は、トイレに行くために、約1時間おきに目が覚めるという状態で3日目の朝6時を迎えました。心の中では、嵐で飛び立つことが出来なかったカンクン行きの飛行機の中同様、『本当に目的地までたどり着けるのか?』という思いが交差します。とその時、『よしっ、行くか!』と勢いよくベッドから起き上がった操ちゃんのその声で、迷いは一気に払拭され、私もがばっと起き上がり、シャワールームへと一直線。7時半の出発に向けて準備開始です。

気合が入ったせいか、チェッチェニッツアまでの約2時間は全く問題なし。お陰さまで、今回の旅の最大の目的地に、無事たどり着くことが出来ました\(^o^)/

チェッチェニッツア_3


遺跡ツアーのメインは、シンボル的ピラミッドがある、西暦900年から1200年頃栄えたと言われている新チェッチェニッツア。北側に位置する新チェッチェニッツアは、マヤというよりもトルテカ文化の影響が強く、日常的に生贄が行われていたそう。ジャガーの神殿にある背中が机のように平らなジャガーの像には、生贄になった人や動物の心臓を並べたり、骸骨のレリーフが刻まれている台座には、生贄として切られた首がさらされていたというから驚きです。また、いつもならば軽やかなエネルギーを感じる水際、泉にも、生贄として捧げられた人々のスピリットのせいか、実に重々しい空気が流れていました。(多分、生贄になった人々は、気高く、至福の中で神に身を捧げたのだとは思いますが・・・)

イグアナ
遺跡に生息する野生のイグアナ

5.jpg

パワフルで力強い、ジャガー、ワシ、ククルカン(龍神)のモーチーフ、2チームで競い合う球技(神事)等、新チェッチェニッツアは、非常に男性的であるという印象を持ちました。それに対して、メインのツアー終了後、おまけ程度に訪れた、南に位置する旧チェッチェニッツアには、より平和的で調和の取れた軽やかさがあり、そこには力を表わす男性的なシンボルに代わって、像のように長い鼻を持つ、コミカルなルックスの雨の神様チャークのモチーフがところどころに見られ、とてもほほえましいんです。遺跡自体がまだまだ手つかずな上、ツアー客がまばらだというのもエネルギーの軽さの理由の一つかもしれませんが、“巻貝(カラコル)”と呼ばれる天文台、位の高い神官を奉ったピラミッド、高度な天文学や数学が教えられていたと言われる学校等、どれもこれも懐かしくて心が安らぐ感じ。旧チェッチェニッツアでの“お口直し”を済ませて帰路につきました。

遺跡からホテルまでの道中も気合で切り抜け、無事ホテルに到着。一直線にベッドへ向かい、バタンキュー。翌朝、感動的に美しいカリブ海にお別れをして、帰りはホームベースまで直行便で戻ってきました。
正直なところ、今回の旅の体験は、まだまだ点でしかなく、今は咀嚼の真っ最中です。それら点と点が線で結ばれるのは、明日かもしれないし、1週間後、1ヶ月後、1年後、いや一生ないかもしれない。でも、多分、これから一つひとつクリアになっていくんじゃないかなぁ・・・なんて期待している次第、かな。

あっ、それから、私のお腹の調子の方は、こちらに戻って3日目の昨日、70%程度まで回復。まだまだ100%ではありませんが、日々良くなっています。で、サンフランシスコ・ベイエリアに戻ってきて気付いたのは、以前と比べて匂いに敏感になったのと、視界が明るくなったこと。やはりすべては善きことのためだけに起こる!私のお腹の急降下も、龍神様にお目にかかる前の「お清めの儀式」だったのかも知れませんねぇ(とにかく今は、そういうことにしておこう・・・(*_*;)