Natural Woman's Diary

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06 2014

亡き母との時間

1月15日から大阪に御里帰り中。今回は、ほとんどどこにも行かず、仕事も片手間程度で、母の遺品、自分自身の古いアルバム、通信簿、卒業証書等の思い出の品の整理に励む日々を送りました。いやぁ、それにしても次々にモノが出てくるのには驚きで、捨てても捨ててもエンドレス。いつも通り、見て、手に取って、ときめき度を測り、捨てるか残すかを決めるのですが、それでも決めかねるものが多数あり、時間を置いてまた手に取る・・・という作業が必要でした。特に、着道楽だった母の着物の処分は面白いプロセスで、最初は『着もしないのに、よくもこんな高価な買い物をしたものだ!』という怒りが表面化しましたが、断捨離を進めていく内に、着物を買うこと、帯や小物とのコーディネートを考えることをどれほどまでに母が楽しんだのか、その喜びや満足感のバイブレーションが着物から体中に伝わってきます。その内、微笑みが内側からこみ上げて来て、心の中で母と対話している自分がいました。

『お母さん、楽しんだねぇ』
『ごめんね、私は着物を着るような、時間的に余裕のある日常は送れてないから捨てるよ~』
『ホントにオシャレが好きやねぇ!私もその地を脈々と受け継いでるよ!!』等々

桐のタンスを一段一段開けるごとに広がる懐かしい香水の香りに包まれていると、まるで横に母がいるような気までしてきます。亡き人との有意義で豊かな時間。悲しかったことは昇華されてしまい、両親との楽しかった思い出、笑い声でハートは満たされていて、感謝の気持ちで一杯です。

日本滞在も1週間をきりました。
後もう少し、亡き母との時間を楽しませてもらいます。