Natural Woman's Diary

ARTICLE PAGE

09 2014

たかが太鼓、されど太鼓

今月末のリサイタルまで内緒にしておいて、皆をびっくりさせてやろうと計画していたのですが... 実は、9月から和太鼓を始めました。これまではずっと、パーカッション等のリズムセクションには興味がないと公言して憚らなかったのですが、ふとした思いつきでバチを持ってみたら、これが面白い!ピアノ、リコーダー、琴、三味線、そしてウクレレ等のこれまで手にしたどの楽器よりも、太鼓ってフレンドリーで楽しいです。何がフレンドリーって、先ずは調弦がいらないから多少の音痴でもOK。バチで叩けば、善し悪しは別として、誰でも音が出せます^^ そして、「ドンコン」とか「ドコドコ」とか、実際に太鼓から出る音を口にして耳で覚えるから、五本の線の上でごちゃごちゃと泳ぎ回るオタマジャクシを読み解く必要もなし。車を運転しながら、シャワーを浴びながら、思いついた時に「ドンツクドンツクドロスクドロスク...」な〜んてリズムを口ずさんで頭の中に叩き込めばいいだけ。なんですが、実際に身体を使って打つとなると、ちょっと話は変わってきます。で、さほどフレンドリーではなくなるのがまた面白い!特に、右利きの私にとって、左手をコントロールするのは至難の技。『左腕をもっと上げて』とか、『スナップを利かせて』と師匠に指摘されても、右手とは違って、左手は簡単なはずの腕の上げ下げや力の入り具合さえわからないのには自分でも本当に面食らいました。かといって左手ばかりを意識し過ぎると動きがバラバラになってバランスとコーディネーションが悪くなる。音楽の楽しさはもちろんですが、太鼓からは、ヨガやダンスからは気づけなかった、“意識的”に身体を感じるということも学ばせてもらってます。

taiko_20141009.jpg

日々ごく普通に、特に何も考えずに使っている身体同様、思考や行動パターンなんかも無意識的なものの方が多いんだろうなぁと改めて思います。たとえ”意識的に生きる!”って頭ではわかっていても、ね。