Natural Woman's Diary

ARTICLE PAGE

14 2010

ずるずるずる・・・

6月半ばに亡くなったアメリカの父のお葬式も先週末に無事終了し、サクラメントとサンフランシスコの往復と2重生活も一応幕を閉じました。それにしても、「~式」と名のつくものの事前準備には大変なものがあると改めて実感。結婚式はハッピーなイベントなんでウキウキワクワクと楽しく仕事がはかどりますが、残された人の精神面のケア等にも気を遣わなくてはならないお葬式の準備には、心が地を這うがごとく少々の重苦しさや悲しさが付きまといます。それでもやることはたくさんありますから、何とか事務的にこなさなくてはいけない。まぁ、賑やかな私のことですから、未亡人とこまごましたことを手伝ってくれた「超アメリカン」なケアギバーと3人で、冗談飛ばして大笑いしながら明るく乗り越えることができました。

私は3人姉兄の末っ子で、姉とは5歳、兄とは4歳離れているせいか、家族の中ではベイビー的存在。いくつになってもそんな感じですから、14年前に実の父が他界した時も姉や兄に完全におんぶにだっこ。茫然自失気味の母の横にただただくっついていただけでお通夜からお葬式のすべてが終わっていたという感じ。ましてや今回はしきたりの違うアメリカでのお葬式の準備を未経験ながらも80半ばの未亡人の相談に乗ったりしながら進めていかなくてはいけない・・・。とにかくすべての経験がとてもエジュケーショナルでした。

やはり人様のお葬式に参列するたびに、自分はどんなのがいいかなぁと考えてしまいます。以前は、大好きなボサノバをバックに生前お世話になった方と笑いが溢れるメモリアルパーティーをし、出すお料理はイタリアンで、デコレーションに使うお花は純白で香りの高いカサブランカリリー、パーティー会場に飾ってもらう遺影や大好きなシャスタの写真を選んだりして事細かに計画したりもしました。でも、今はそんなことに残こしたお金を使うよりも、何か素敵なチャリティーに使ってもらえるようにした方が良いと思うようになりましたし、遺灰も、生まれ育った日本や大好きなハワイや西海岸に続く太平洋と、心のふるさとであるシャスタのどこかにまいてもらえたら最高だなぁと思っています。

まぁ、とにかく今は、ずるずるずる~っと気だるい身体と心を引きづりつつ生きてる感じ。一日も早く普通の生活にもどらないとと思いながらも・・・ね。